アナリティクスの「not provided」ってなに？

今回はGoogleアナリティクスの検索キーワードのデータ（not provided）について1日1円のアドセンス収益目標のもぶが解説いたします。

Googleアナリティクスのデータ（not provided）ってなに？

自分のブログやホームページなどのWEBサイトにユーザーがどんなキーワードで検索してアクセスしてきているのか、気になる所ですね。
Googleアナリティクスでは集客＞キャンペーン＞オーガニック検索キーワードで調べることができます。
しかし、大半の方の場合1番アクセスが多いキーワードは（not provided）になっていることだと思います。これは別に（not provided）で検索されているわけではありません。

（not provided）とは検索エンジンがユーザーの検索キーワードをGoogleアナリティクスに提供しなかった場合に表示されるデータです。
GoogleやYahoo!などの検索エンジンはセキュリティ強化のために「SSL」という通信を暗号化する仕組みを利用しているため、ユーザーの検索キーワードも暗号化されてしまい（not provided）と表示されるようになっています。
ユーザーの検索意図でさえ、個人情報だという考え方もできます。

しかしブログやホームページなどのWEBサイトを運営している側の私達からしてみれば
「検索キーワード見れないとアクセス解析の意味ないじゃん！」と言わざるを得ませんね(^_^;)

Googleアナリティクスのデータ（not provided）の中身を知る方法

（not provided）の中身を知る方法はあります！
それはGoogleが提供しているGoogle Search Consoleを使うことです。
一部ではサチコと呼ばれていますが、このサチコを使うことでGoogleの検索エンジンでどんなキーワードで検索されてアクセスしてきたかを確認することができます。

サチコとGoogleアナリティクスを連携させる方法は別記事でも書いているのでぜひご参考に。
サチコとアナリティクスを連携させる

Google Search Console（サチコ）を使うメリット

サチコを使うメリットは（not provided）の中身を知れるだけではありません！
Googleアナリティクス上で見れる（not provided）以外の検索キーワードは実際に検索してアクセスしてきたキーワードのみです。
しかしサチコを使うと実際にアクセスしてきていなくても、検索して検索結果に表示された検索キーワード＝検索クエリを知ることもできます！
またその検索クエリの表示回数や自分のWEBサイトが何位ぐらいなのかという期間の平均掲載順位も知ることができます！

※Googleアナリティクスとサチコを連動して、Googleアナリティクスで見た画面です。